コンテック、イーサネット無線コンバータ「RP-WAH-SR12/RP-WAH-SR22」発売 サブギガ帯の利用で最大1kmのイーサネット長距離無線転送

コンテックは、920MHzのサブギガ帯無線(IEEE 802.11ah)を利用して、イーサネット通信を最大1km離れた場所でも無線化するイーサネット無線コンバータ「RP-WAH-SR12」と「RP-WAH-SR22」を発売した。
同製品は、コンパクトで設置場所を選ばないIEEE 802.11ah対応無線LANコンバータ。サブギガ帯の無線通信を利用することで、従来の無線LAN製品より電波干渉を回避し、壁などの透過性や障害物の回折性が向上するため、長距離通信が可能になる。敷地面積の広い工場やプラント、農場などでの活用が期待されている。
規格上は150Kbpsから13.5Mbpsの高速通信が可能で、離れた場所の監視カメラなどの映像も無線化できる。モード切り替えにより、アクセスポイント(親局)、リピータ(中継器)、ステーション(子局)として使用でき、親局には最大10台の子局が接続可能。
さまざまな電源供給に対応し、別売りのACアダプタ、8から35VDCの直流電源、USB給電などが利用できる。動作可能な周囲温度はマイナス20℃から60℃に対応し、寒冷地や高温な場所でも使用できる。

https://www.contec.com/jp/news/2025/25082100

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