- 工場・設備投資
- 2022年6月28日
エバラ食品工業、国内製造体制を再編 茨城県下妻市に新工場、群馬工場は操業停止へ

エバラ食品工業は、国内製造体制の再編に乗り出す。茨城県下妻市の「しもつま中央工業団地」に新工場を建設する一方、群馬工場(群馬県伊勢崎市)を2027年3月に操業停止する。
新工場「茨城工場(仮称)」の用地として、同社最大規模となる約6万1125平方メートルの土地を約21億円で取得。数期に分けて整備を進め、第1期は2028年度頃の稼働を予定する。新工場では、大量生産から多品種少量生産まで柔軟に対応できる体制を構築し、多様化する顧客ニーズに応える。
一方で、業務用ラーメンスープなどを製造してきた群馬工場(群馬県伊勢崎市)は、2027年3月をもって操業を停止する。同工場の生産品は、他の国内グループ工場等へ移管する。群馬工場の従業員37名については、雇用維持を最優先とし、グループ拠点への配置転換を進める計画である。
https://www.ebarafoods.com/company/newsrelease_20250630_10.pdf
