リバー、栃木県壬生町に再資源化新工場が竣工 43億円投資

TREホールディングスグループのリバーは、栃木県壬生町に建設していた高度選別・再資源化拠点「壬生事業所」を竣工した。総工費は43億円。敷地面積約1万882平方メートルで、8月頃の操業開始を予定する。
新事業所は、グループ内で発生するシュレッダーダストの再資源化率向上と処理費削減を目的とする中核拠点。年間4万8000トンのシュレッダーダストを処理し、そのうち半分にあたる2万4000トンを金属や100%ダスト由来の固形燃料(RPF)として有価物回収する計画。将来的には自動車破砕残さ(ASR)も取り扱う。
工場には、風力や比重差などによる前処理選別に加え、最終工程にトムラ社製の高性能な光学選別機を4機配置。高度な自動選別技術により、資源の回収漏れを極小化し、高品質なRPFの安定生産を実現する。リユース太陽光パネルによる自家消費発電も行い、サーキュラーエコノミーを加速させる。

https://www.re-ver.co.jp/news/files/rv_news_20250623.pdf

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