- 人事
- 2010年10月27日
三菱ケミカル、中国・江蘇省南通市のPMMA工場を移転 環境規制に対応
三菱ケミカルは、中国・江蘇省南通市で運営するアクリル樹脂成形材料(PMMA)の製造・販売子会社、三菱化学高分子材料(南通)の工場を移転新設する。現地の南通経済技術開発区北区から、同南区の化学工業団地内へ移るもので、2026年第1四半期に着工し、2028年第3四半期の稼働開始を目指す。
今回の移転は、2021年に施行された「長江保護法」など、現地の環境規制強化に伴う開発区当局からの移転要請を受けた措置となる。
新工場には、公称能力年間6万トンのPMMA生産設備や研究開発設備を移設し、最適地生産を追求することで、世界トップレベルの収益性と安定供給体制の構築を目指す。
