明治薬品、富山県富山市に医薬品新工場を建設 125億円投資で生産能力強化

ファーマフーズ傘下の明治薬品(富山県富山市)は、同市内に新工場を建設し、生産能力を大幅に強化する。親会社のファーマフーズによる総額125億円の投資を受け、建物は鉄骨造り3階建て、延床面積は約1万3109平方メートル。2026年7月に着工し、2028年7月の稼働開始を予定する。
同社は、2021年にファーマフーズの傘下に入って以降、自社ブランド製品が好調で売上高は3年間で2.7倍に拡大。医薬品製造受託事業から自社ブランドを持つ医薬品メーカーへの進化を遂げており、供給能力の増強が課題となっていた。
新工場では、製剤、包装、液剤の各ラインに最新設備を導入し、整腸薬などの自社ブランド製品と受託事業の両面で生産を拡大する。この投資により、明治薬品は2030年7月期に売上高約230億円の達成を目指す。

https://www.pharmafoods.co.jp/irlib/2025-06-16_6472b97f9073696ffa315a2099ad0e81.pdf

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