- 工場・設備投資
- 2023年8月11日
住友大阪セメント、栃木県佐野市にCO2再資源化試験設備を竣工

住友大阪セメントは、栃木工場(栃木県佐野市)の敷地内に「CO2再資源化人工石灰石」の製造試験設備を構築した。NEDOのグリーンイノベーション基金事業の一環で、カーボンニュートラル実現に向けた重要な取り組みとなる。
同設備は、セメント工場から発生した実ガス中のCO2と、一般焼却灰など多様な廃棄物から抽出したカルシウムを反応させ、CO2を鉱物固定化してCO2再資源化人工石灰石を生成する技術と、セメント・コンクリート分野をはじめとした様々な分野でCO2再資源化人工石灰石を活用する技術の開発を行う。
建築面積は629平方メートル、製造能力は年間約270トンで、従来のベンチスケール試験の約10倍の規模となる。
https://www.soc.co.jp/news/80339/
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