EPLAN、ユーザーイベント「EPLAN NETWORK 2025」開催 電気設計の自動化、設計製造連携など国内外の最新事例を紹介

EPLANは7月14日、ユーザーイベント「EPLAN NETWORK 2025」を、東京・赤坂インターシティカンファレンスで開催した。「制御盤DX 電気設計から制御盤製造のバリューチェーン」をテーマとし、ユーザーやパートナー企業など約80人が参加した。
イベントでは、Eplanの目指す未来やAI活用について最新の情報、中国と韓国のEplanユーザーによる海外の活用事例、国内ユーザーの講演などが行われた。中国のユーザー事例では、新興EVメーカーNIOが、自社の車両製造の生産ラインの電気設計について徹底的な標準化をした上での設計図面の生成とレビュー、検査の一連の作業の自動化を実現した例を解説し、国内事例では、平田機工による制御盤の設計製造連携の取り組みの効果と実践までの道のりを紹介。また三菱電機やアルバック、愛知県の制御盤メーカー・三共電機による設計効率化やデータ連携などの取り組みについての講演なども行われた。
テックセッションとして、生成AIを活用して、EPLANソフトウェアの使用方法や一般的なエンジニアリング知識に関する質問への回答を提供する「EPLAN Copilot」などの最新情報なども共有された。
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