ASPINA（シナノケンシ）は、製造現場の搬送工程を自動化する自律走行搬送ロボット「AspinaAMR」の新モデルとして、可搬重量300キログラムの「AspinaAMR300」を開発した。発売は2025年10月を予定している。
同製品は、現行の可搬重量100kgモデルに対して「もっと重いものを運びたい」という顧客の要望に応え、可搬重量を300kgに向上。大幅に積載能力を向上させながらも、小回りが利く特長も維持。エレベータなどの外部システムと連携しやすいAPIを採用し、複数台での運用も可能。
マッピング機能の改良で設定時間を短縮したほか、走行プログラムの見直しにより、移動時間を従来比で約40%削減した。安全性向上のため、障害物の高さ方向も検知できる3D LiDARを新たに採用。基本機能も改良し、より安心して使用できるようになっている。
https://jp.aspina-group.com/ja/news/pdf/pdf-release-2025062401-01.pdf
