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安川電機、2025年度1Q決算 減収減益も想定通り 米国関税政策の影響で通期見通しを下方修正

安川電機は2026年2月期第1四半期決算を発表し、売上高は1256億4200万円(前年同期比5.1%減)、営業利益は105億300万円(5.5%減)、純利益は72億8100万円(21.5%減)の減収減益となったが、想定通りの推移となっている。
セグメント別では、モーションコントロール事業は、減収となったが日米の需要を確実に捉え、想定通りの着地。ロボット事業は、為替の影響により減収も、生産稼働率の改善や内製化の効果などにより増益。システムエンジニアリングは、減収減益も鉄鋼プラント関連の販売増加により採算性が改善した。
所在地別では、国内は好調で前年を上回り、そのほかの地域はいずれも前年割れとなった。
また通期見通しについて、米国の関税政策の影響により需要の不透明感が高まっったことで下方修正し、売上高は5150億円(前回見通しから▲227億円)、営業利益は430億円(▲72億円)、純利益は330億円(▲240億円)とした。

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