- 工場・設備投資
- 2022年7月13日
日本触媒、大阪府吹田市の拠点で核酸医薬原薬の生産能力を10倍に増強 100億円投資

日本触媒は、吹田事業所(大阪府吹田市)で、GMP準拠の核酸医薬品原薬の製造能力を10倍に増強する。総投資額は約100億円。既存ラインの10倍の規模(数kg/バッチ)を持つ大規模製造ラインを新たに導入し、2027年の稼働開始を予定する。
核酸医薬品市場は2030年に1.4兆円を超えると予測されており、国内外の製薬企業から同社の供給能力増強への期待が高まっていた。今回の増強で、日本触媒は国内最大級の核酸医薬品CDMOとなる。
新ラインの稼働により、従来対応が主だった希少疾患向けに加え、大量供給が求められる一般疾患向けの原薬製造も可能となる。
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