富士電機は、同社WEBサイトでインドの港湾におけるクレーン制御用インバータの導入事例「こんなところに富士電機#3 インドの港湾にクレーン制御用インバータ」を公開した。
経済成長著しいインドでは、港湾でコンテナを運搬する移動式クレーン（RTG）の脱炭素化が課題となっている。これに対し、同社インド法人は2024年、ムンバイのコンテナフレートステーションで稼働するRTGのハイブリッド化工事に、低圧インバータ「FRENIC-VG」や蓄電池などを納入した。
コンテナの巻き下げ時やブレーキ時に発生する回生エネルギーを蓄電池に貯めて動力に再利用し、従来のディーゼルエンジン駆動に比べ、CO2排出量を約7割削減できるとしている。
