日本外科学会と、川崎重工とシスメックスの合弁会社であるメディカロイド、NTTコミュニケーションズは、メディカロイド製手術支援ロボット「hinotoriサージカルロボットシステム」が、日本とフランス間で行われた遠隔手術の実証実験に成功したと発表した。
フランス・ストラスブールのコックピットから、片道約2万3000キロメートル離れた兵庫県神戸市に設置された「hinotori」の手術ユニットを遠隔操作。「hinotori」の精密な動作と、NTTコミュニケーションズの高速・安定な通信ネットワークにより、太平洋と大西洋をまたぐ安定した遠隔操作を実現した。