アズビルは、関西電力の火力発電所4カ所にオンライン異常予兆検知システム「BiG EYES」を納入し、稼働を開始した。
BiG EYESは、AIを活用して工場や建物のプロセス、設備などを常時オンラインで監視し、いつもと異なる動きを予兆の段階で検知するシステム。今回の導入は、発電設備の異常予兆を早期に検知することで電力供給の支障を未然に防ぎ、電力のさらなる安定供給と設備管理の合理化につなげる。
両社は2021年から「BiG EYES plus」の共同開発を開始しており、今後は火力発電所や大規模工場への導入・活用をさらに促進し、運転・設備管理のDXや自律化を目指す。