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キーエンス、マルチ入力データロガー「NR-Xシリーズ」にユニット追加 カメラ、電力量、CANユニット入力

キーエンスは、温度や電圧、電流、ひずみ、加速度など1台10役でマルチ計測ができるマルチ入力データロガー「NR-Xシリーズ」について、データに連動した映像をリアルタイム撮影する「データ連動カメラ」と、「電力量モニタ」「CAN/CAN FDデータ収集ユニット」を追加した。
同製品は、計測対象に合わせてユニットを選ぶだけで機器選定が済み、小型・スタンドアロンタイプで現場に手軽に持ち込み、簡単設定ですぐに使え、映像とデータを一緒に確認してデータの変化を捉えることができるマルチ入力タイプのデータロガー。計測の各工程の手間と工数を削減し、計測にかかる時間を大幅に短縮する。
今回、温度、電圧、電流、ひずみ、加速度、パルス、センサの入力ユニットに加え、データ連動カメラと、電力量モニタ、CAN/CAN FDデータ収集ユニットを追加。
データ連動カメラは、標準タイプと広視野タイプと遠距離タイプの3種類を用意し、現場に設置して画像を撮影。データと映像は連動し、見たい箇所を選んでデータと合わせて映像で状況を確認でき、解析時間を短縮。イベント録画機能もあり、しきい値を超えたタイミングをトリガーとして変化の前後だけを狙った撮影も可能となっている。
また、電力量モニタは、どの設備で、どれだけ電力を使っているかを他のデータと同時に測定し、設備監視や予知保全、省エネ対策に必要なデータ収集ができ、CAN/CAN FDデータ収集ユニットで自動車関連試験などに幅広く対応できるようになった。

https://www.keyence.co.jp/products/recorder/recorder/nr-x/index_pr.jsp

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