オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

日本製鉄、タイでブリキ鋼板の生産能力増強へ 約89億円投資 NS-SUSが設備改造

日本製鉄の連結子会社であるタイのNS-Siam United Steel Co., Ltd.(NS-SUS)は、ブリキめっきライン(EPL)の能力拡張のため、約20億バーツ(約89億円)の投資を行う。
タイは食缶の一大輸出拠点として産業が集積しており、容器用ブリキ鋼板の需要は引き続き堅調な成長が見込まれている。今回の投資は、製缶メーカーを中心とする顧客からの容器用ブリキ鋼板の供給ニーズに対応し、タイ国内でのサプライチェーン強化と自国産化推進を目的とする。
NS-SUSの1号EPLと2号EPLの既存設備を改造し、同社のブリキ鋼板製造能力は、現状の年間28万トンから年間35万トンへと拡大する見込み。本能力増強投資は2027年3月に完工する予定となっている。

https://www.nipponsteel.com/news/20250404_100.html

Twitter
SHARE