オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

ユニバーサルロボット、新型協働ロボット「UR15」発売 最大TCP速度5m/s

ユニバーサルロボット(UR)は、同社のロボットとして最速に稼働する新型協働ロボット「UR15」を発売した。
同製品は、最大TCP速度5m/sのスピードを誇り、サイクルタイムの短縮、生産性の向上、運用コストの削減に貢献。ピックアンドプレース用途では、既存のモデルと比較して最大30%のサイクルタイム短縮が可能。可搬重量は15kgで、軽量かつコンパクトな設計は維持しつつ、狭小スペースでも柔軟に導入できる。独自の「OptiMoveテクノロジー」により、振動を抑えた滑らかな動きと高速・高負荷アプリケーションでの正確な動作が可能となっている。
また、AI対応のソフトウェアプラットフォーム「PolyScope X」にも対応し、NVIDIAと共同開発したAIアプリケーション開発ツールキット「UR AI Accelerator」の活用も可能。これによりAIによる高度な自動化ソリューションの構築を支援する。
自動車や金属・機械加工、エレクトロニクスといった多様な業界でのバラ積みピッキング、機械へのワーク投入・取り出し、検査などの用途に最適。
また、既存のe-Seriesもアップデートし、UR5eは可搬重量を増強して7kg可搬となりUR7eへ、UR10eは12kg可搬となって「UR12e」へと名称変更された。

https://www.universal-robots.com/ja/about-universal-robots/ur-news/