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クロスローラーリングに高剛性な「総ローラータイプ」を追加 特殊環境にも対応

THKは、クロスローラーリングについて、新たに「総ローラータイプ」としてRUV形、RBV形、REV形、RAV形、RAUV形、RBUV形の6製品、計172形番をラインナップに追加した。
クロスローラーリングは、あらゆる方向の荷重を負荷できる、回転精度が高いローラーベアリングで、1個の軸受でラジアル荷重、アキシアル荷重およびモーメント荷重などのあらゆる方向の荷重を負荷できる。
新タイプはスペーサリテーナを廃した総ローラー構造を採用し、使用ローラー数を増加し、標準のリテーナタイプと比較して、より高い剛性と負荷能力を実現。既存品と同一寸法設計で、ハウジングなどの取付インターフェースを変更することなく置き換えが可能。主要部品は金属材料で構成され、真空環境やアウトガスの排出を嫌う半導体製造装置、ロボットなどの分野での使用に適している。

https://www.thk.com/jp/ja/news/products/article-16042025-2.html