昭電は、第50回発明大賞で「昇降式点検システム」(技術開発部課長代理・杉江裕 氏、執行役員 技術開発部長 柳川俊一 氏)が発明奨励賞を受賞した。
受賞した「昇降式点検システム」は、避雷針などを安全かつ容易に点検するためのシステム。従来は人が鉄塔に登り、避雷針の傍らに足場を組み点検を行なっていたが、これらをなくし作業者の危険や足場設置の負担を低減。リモコン操作によりロボットに搭載した車輪のみで昇降でき自動運転も可能。3台のカメラで撮影し、ドローン活用が困難な環境でも安全・低コストで点検が可能となっている。