
三菱電機は、ACサーボシステム「MELSERVO-J5」について、大容量仕様モデルを追加した。
サーボアンプ「MR-J5」に12kW、17kW、25kWを追加し、0.1kWから25kWまでラインナップを拡充。既存の7.0kW以下のMR-J5シリーズ同様に従来機種のMR-J4シリーズから基本性能を向上し、エンコーダ分解能は22bitから26bit、機械診断をボールネジとギア、ベルトに拡大、断線検知機能への対応、チューニング機能にクイックチューニング追加など調整や診断機能も充実した。また安全監視機能を強化した「MR-J5-G-HS」もラインナップに加えた。
回転型サーボモータとして「HK-JTシリーズ」も追加し、容量は7kWから22kWの大容量となっている。分解能26bitで、バッテリレス絶対位置エンコーダを搭載し、バッテリ交換やバッテリ在庫の管理が不要となり、メンテナンスコストを削減可能。定格回転速度は1500r/min、最大回転速度は3000r/min。ねじ締め不要のワンタッチロックで接続でき、簡単に配線が可能となっている。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/document/nproduct/servo/sv2411-1/sv2411-1-a.pdf