横河電機は、2025年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は4088億8700万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は584億1600万円(0.1%増)、純利益は387億円(25.7%減)。受注は中東が牽引して大幅に増加し、売上高は為替影響により増加し、純利益は前年の投資有価証券売却益を計上した反動などにより増収減益となった。
セグメント別では、制御事業は、売上高3836億700万円(5.1%増)、営業利益は535億8600万円(3.7%増)となり、受注は中東が牽引して大幅に増加した。サブセグメントではエナジー&サステナビリティが受注、売上共に伸長した。測定器事業は、売上高223億9300万円(9.1%減)、営業利益は48億6000万円(31.7%減)。新事業他は、売上高28億8500万円(12.9%減)、営業損失は3000万円となった。
通期業績予想は、為替レート前提の見直しと実績を踏まえ、売上高5630億円(4.2%増)、営業利益は790億円(0.3%増)、純利益は510億円(17.3%減)に上方修正した。