シュナイダーエレクトリックは、データセンターやサーバールーム向けの局所冷却空調ソリューション「Uniflair InRow Cooling」シリーズについて、冷媒と冷水のハイブリッド冷却方式を採用した「InRow DXエコノマイザモデル」と併用する水冷コンデンサを発売した。
データセンターの冷却では、空調で部屋全体を冷却してきた従来の手法から、サーバーラック単位で冷やす局所冷却やサーバー、チップそのものを直接冷やす液体冷却など、より熱源に近い場所で冷やす高効率な冷却手法への移行が進んでいる。
同製品は、ITラックの列内に組み込んでサーバーラックのすぐ近くで冷却を行う局所冷却ソリューション 「Uniflair InRow Cooling」シリーズのラインアップを拡張し、冷媒・冷水の2つの方法で柔軟に冷却を行うハイブリッドタイプの空調機。外気温度と冷水温度を測定し、その環境に合わせて、低い外気温度を活かす100%フリークーリングモード、水冷コンデンサと冷媒コイルのみで運転する圧縮機運転モード、フリークーリングを圧縮機でアシストするハイブリッドモードを自動的に選択して運転し、消費電力を節約する。
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