IDSイメージング、新たなクラスのエッジ AI 産業用カメラ「IDS NXT malibu」 ライブビデオストリームで AI オーバーレイを実現

IDSイメージングのIDS NXT malibu は、エッジデバイスとして機能し、ライブビデオストリームで AI オーバーレイを生成する、新しいクラスのインテリジェントな産業用カメラ。新しいカメラシリーズでは、ビジュアルAI製品の開発で業界をリードするAmbarella社と提携し、コンシューマー向け技術を産業用品質で要求の厳しい用途に利用できるようにした。
Ambarella の CVflow AI ビジョンシステムオンチップを搭載し、SoC の高度な画像処理とオンカメラ AI 機能を最大限に活用。その結果、画像解析は高速(>25fps)で実行され、エンドデバイス用のRTSPプロトコルを介して圧縮ビデオストリームにライブオーバーレイとして表示することができる。
SoCに統合されたイメージ・シグナル・プロセッサー(ISP)により、onsemi製AR0521イメージセンサーで撮影された情報はカメラで直接処理され、統合されたハードウェアにより高速化される。また、明るさ、ノイズ、色補正など、画質を大幅に向上させる便利な自動機能も備えている。
「IDS NXT malibu では、画像をリアルタイムで分析し、結果をビデオストリームに直接取り込める産業用カメラを開発しました。”オンカメラAIと圧縮およびストリーミングの組み合わせは、インテリジェントな画像処理の新たな用途シナリオを切り開く、産業環境における斬新なものです」とIDS のプロダクトイノベーションマネージャー Kai Hartmann は説明する。
これらのオンカメラ機能は、IDS と Ambarella との緊密なコラボレーションによって実現し、両社が持つ産業用カメラと民生用技術における強みが活用されている。
「産業用画像処理の大手企業である IDS と共同で作業できたのは光栄です。IDS NXT malibu は産業向けエッジ AI カメラの新たなクラスを体現し、当社の CVflow AI vision SoC を介して高速な推論時間と高画質を達成します」と、Ambarella のマーケティング担当シニアディレクター Jerome Gigot氏は言う。
IDS NXT malibu は量産体制に入り、このカメラは IDS NXT オールインワン AI システムの一部として、カメラから AI Vision Studio まで、最適に調整されたコンポーネントに、包括的なワークフローが付随する。これには、画像の撮影とラベル付け、ニューラルネットワークのトレーニング、IDS NXT カメラシリーズ上での実行が含まれる。

https://jp.ids-imaging.com/ids-nxt-news.html

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