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東邦電子 48角の指示調節器開発 2つの入力仕様を搭載

東邦電子(神奈川県相模原市)は、DINサイズ48㍉角のデジタル指示調節計「TTM-64」を開発した。

 新製品は、小型サイズながら2つの入力仕様を1台に搭載したことで、例えばカスケード制御でのヒータ温度制御と水温最適制御が1台で対応可能になる。

 また、用途に合わせたパラメータ階層レベルの選択が可能で、複雑な設定が不要な場合は簡易、または基本パラメータのみ表示させ、設定時の手間を最小限に抑えている。しかも、使用頻度の高いパラメータは最大16画面まで優先表示できる。

 表示面は、高輝度で視認性の高い白色(上段)と、鮮やかながら落ち着いた青色(下段)、それに各種イベントは黄色となっている。

 また、操作面は押しやすいデポス形状キーを採用し、配線作業時間の短縮につながるプッシュイン端子とネジ端子を揃えている。

 そのほか、事前の動作確認モードや、制御累積時間、リレー寿命確認などの機能も搭載しており、保守・メンテナンスが容易になっている。

 通信規格はRS-485で、点数は最大2点。規格はCE適合/UL/cUL/UKCA認証。

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