日東工業は、2024年3月期第3四半期決算を発表し、売上高は前年度比11.4%増の1169億700万円、営業利益は68.9%の89億9600万円、純利益は75.4%増の66億1200万円の増収増益となった。価格改定効果や案件増加に伴う配・分電盤の売上増加によって電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス事業の売上が増加し、オフィスネットワーク案件等の回復を背景に電気・情報インフラ関連 流通事業の売上が増加。一方、エアコン関連市場等の
需要減少によって電子部品関連 製造事業の売上は減少した。
通期業績予想を上方修正し、売上高は1580億円(前回発表予想からプラス20億円)、営業利益は110億円(プラス9億円)、純利益は78億円(プラス7億円)とした。電気・情報インフラ関連製造・工事・サービス事業が、底堅い設備投資需要の動きから高圧受電設備を中心とした配・分電盤などの受注が想定を上回る水準で推移した。