トーヨーカネツは、和歌山県橋本市に新工場を建設する。
これまで同社は現在の和歌山工場（有田市）を中心に生産を行ってきたが、省人化ニーズの高まりを背景とした多様化・高度化を伴う物流システム需要の増加に応え、事業規模を拡大するためには生産体制の増強が不可欠となり、新工場を建設する。
新工場予定地の和歌山県橋本市あやの台北部用地は、現在の和歌山工場との相互支援や補完ができ、効率的に生産機能を拡大していくことができ、工業団地用地なことから操業時間等の制約も少なく、生産量増加にも対応可能。新工場は、製品の増産に加え、国内外からの物流システム調達品の品質管理拠点としての役割を果たす、さらに設備設置工期を短縮するために製品のユニット化を進め、物流ソリューション事業のバリューチェーン全体の効率化への貢献を進める。
敷地面積は約4万9916平方メートル。投資額は土地で14億5000万円。2028年操業開始。
