Exotec Nihonは、9月13日(水)から東京ビッグサイトで開催された「国際物流総合展INNONATIONEXPO」に出展、倉庫自動化ソリューション「Skypodシステム」を実機展示した。同社は2015年に設立された仏Exotec SAS社の100%子会社で、2019年に東京にオフィスを開設。国内でもファーストリテイリング、ヨドバシカメラなどの大手企業の物流倉庫にシステムとして採用されている。
Skypodシステムは、三次元立体走行型自走搬送機(ロボット)と、ロボットが搬送してきた商材のピッキングを容易にするステーション、コンベア、ストレージ(ラック、保管容器、トレイ)などで構成。ラック側への電源やセンサ等の電気設備の設置が不要なため、システム拡張も容易に実現できる。ロボット自体は一般的な自動搬送機の様に床面を移動するほか、最大12mの高さのラックを自ら登り、トレイ等を取り出して該当商材をピッキングステーションまで搬送する。インテグレーターパートナーはIHI物流産業システムとオークラ輸送機。今年6月28日には、東京都江東区新木場に実機を常設展示する都市型ショールーム「東京デモセンター」を開設し、見学も受付している。
写真:Skypodシステム