エボニック インダストリーズは、グループ会社である日本アエロジルの四日市工場（三重県四日市市三田町）の敷地内に、リチウムイオン電池向けフュームドアルミナを製造する新プラントを建設する。
フュームドアルミナは、次世代リチウムイオン電池の超薄膜セパレーターコーティング用に使われる材料で、リチウムイオン電池のエネルギー密度を高め、耐久性の向上に貢献する。電気自動車の走行距離の延長や、バッテリーの安全性と急速充電の性能も向上に役立つ。新工場はアジア初のフュームドアルミナ製造プラントとして、電気自動車用リチウムイオン電池向けのソリューションを提供する。
2023年夏に着工し、操業開始は2025年の予定。投資金額は数十億円規模。
