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【FAトップインタビュー2023】CALEXテクノロジー田中健一代表取締役社長『表示器の販売効果に期待』


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2022年12月期の売り上げは前年度比倍増を達成できた。英・CALEX社の工業用放射温度計「ExTempシリーズ」や、英・EXTRONICS社の国内防爆検定取得済の本質安全防爆形無線バーコードスキャナー、本質安全防爆形携帯デジタルカメラなどが貢献した。

放射温度計は、国内防爆検定取得済の本質安全防爆形を中心に、使用周囲温度最大180℃を冷却無しで使用できるタイプや、USBに対応し、測定温度範囲がマイナス40℃~プラ ス2000℃まで可能なタイプなど、他社に無い性能と高いコスト競争力により、乾燥炉などの温度測定用途で好評を得ている。国内の防爆認定を取得しているのも強みである。

また、国内の防爆検定を取得したEXTRONICSの汎用防爆無線アクセスポイントの販売も開始した。無線機のサイズと最大発熱電力などを設定すれば、最新の無線や好みのアクセスポイントを使用したシステムユニットの防爆化を容易に実現。ゾーン1、およびデビジョン1の危険エリアでも、Wi-Fiを使って機器と通信できる。さらに、ユニバーサルエンクロージャーシステムとして、高い堅牢性とIP66の耐環境性も特徴だ。

23年12月期は好評を得ているバーコードスキャナーのモデルチェンジなどの影響から前年度並みの売り上げを計画している。

新製品として、伊・pixsys社の表示器の販売を進めている。制御情報を一元管理するSCADA的な使い方として、電流、温度、湿度などを表示・設定できるマルチ機能を有している。納期にも迅速対応することで、日本市場でのニーズに応えていきたい。さらに、避雷器の扱いも検討しているところだ。

人員も増員を計画しており、防爆関連機器のスペシャリストとしての地位を固めていきたい。

https://calextechnology.com/


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