富士フイルムは、細胞培養に必要な培地の事業成長を加速させるため、子会社のFUJIFILM Irvine Scientific(フジフイルム アーバイン サイエンティフィック), Inc. (以下FISI)に約260億円の設備投資を行い、培地の生産拠点を米国ノースカロライナ州に新設する。今回の設備投資により、富士フイルムグループとして世界5拠点の培地のグローバル生産体制を構築し、バイオ医薬品の研究開発・製造を強力にサポートしていく。
延床面積約2万3500m平方メートル。生産能力は粉体培地が800トン/年、液体培地が3300kL/年。2023年春に着工し、2025年に稼働を開始予定。