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アズビル金門など3社で、漏水検知機能付きOCRアタッチメント開発

アズビル金門(東京都豊島区)は、東芝インフラシステムズ、日本ウォーターソリューション(東京都新宿区)と共同で、既設の直読式水道メーターに取付けが可能な漏水検知機能付きOCR(光学文字認識)アタッチメントを開発した。

OCRアタッチメントは、既設直読式水道メーターに取り付け内蔵されたカメラでメーターの数値表示部を撮影。OCR機能によりデータ化して8ビット電文出力することで、メーターのスマート化が可能。 取り付けは既設直読式水道メーターの検定満期時期にかかわらず、難検針箇所や老朽管敷設箇所などのスマート化をすぐに始めることができる。

また、内蔵の振動センサがメーターに伝播する配管の振動を捉えて漏水の可能性も検知可能。

開発にあたっては、アズビル金門が開発・検証のマネジメント、通信機能支援、東芝インフラシステムズが検針機能、漏水検知機能、無線機との通信機能の開発、及び基板開発、日本ウォーターソリューションが漏水検知機能パラメータ調整支援、漏水データによる管路マネジ メント検討を担当した。

水道メーターの検針業務の効率化をはじめ、漏水の早期発見、老朽化した設備や管網 の管理、配水運用および災害時の迅速な対応、使用量の見える化や見守りといった水道利用者へのサービスの向上など様々な効果が期待されている。

https://ak.azbil.com/

https://www.global.toshiba/jp/company/infrastructure.html

http://watersolution.jp/