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スズデン、増収増益 前倒し受注と商品入荷量増加が後押し 【FA関連各社 2022年度1Q】

スズデンの2023年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比21.0%増の158億4700万円、営業利益は111.8%増の9億4800万円、純利益が92.8%増の7億1100万円。
部材不足の供給懸念で顧客からの前倒しでの受注増加と、商品の入荷量が増加に転じたことで好調に推移。特に半導体製造装置関連の顧客で投資意欲が継続したことも好要因となり、大幅な増収増益を果たした。
電機・電子部品販売事業は、売上高が20.5%増の157億7900万円、営業利益は116.4%増の9億6900万円。FA機器分野はRFID、PLC、リレー、制御盤等が増加して売上高が18.2%増の93億8700万円。情報通信機器分野は、CPU、産業用PC、OAアクセサリ等が増加し、売上高は11.0%増の12億500万円。電子・デバイス機器分野は、コネクタ、スイッチング電源、EMI対策商品等が増加し、売上高は36.4%増の22億1500万円。電設資材分野は、積算電力計、端子台、電線ケーブル等が増加し、売上高は21.7%増の29億7000万円となった。
大和工場(宮城県黒川郡)で半導体製造装置関連の顧客向けにアルミフレームの組み立てビジネスを行う製造事業は、売上高は6800万円、営業損失は2000万円となった。

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