【各社トップが語る2021】ライト電業「技術商社の強み発揮し飛躍」岡本典久 代表取締役社長

ライト電業 岡本典久 代表取締役社長

 

2020年7月期の売り上げは153億円で前年度比約13%減と悪かった。21年7月期は1.4%アップの155億円を目標にして取り組んでいるが、昨年10月以降売り上げが戻ってきており、12月前年並み、1月も悪くない。コロナ禍の中で、この地区の主要産業である自動車関連向けの販売が昨年秋頃から徐々に上昇カーブになっている。コロナ第3波の今後の影響にもよるが、技術商社としてIoT、ロボット、画像処理などで最先端技術を有する当社の優位性を源泉にしながら活動していく。また、好調な半導体、電子部品向けの投資にも期待している。

当社の強みであるSB(ソリューションビジネス)部は、部員が50人を超え、全社員の約4分の1が技術者として活動している。来年も11人を採用するが、コロナ禍もあり優秀な学生が採用しやすくなっており、こういう時こそ積極的に増員したい。

今後の商社は技術スキルを上げることが差別化していくポイントになる。ただ販売して終わりではなく、納めたシステムをどう活用していくかまで提案することが重要になってくる。そのためには、社員一人ひとりが仕事にやりがいを長く感じながら成長してもらえるように社員教育も継続して行っていく。5年先、10年先のライト電業のポジションを上げるための原動力となるエクセレントな社員として、他社よりレベルの高いところで仕事をしてもらえるように環境整備を進める。

昨年コロナ禍で開催できなかった10回目の「ライト電業オリジナル展示会」を、22年5月31日から8日間にわたって中四国・九州の6会場で開催予定しており、現在準備を進めている。並行して、昨年実施したオンラインでのセミナーや工場見学、技術交流会を今年も開催していく。

200億円企業を目指して今後も強気の経営姿勢で取り組みたい。

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