【各社トップが語る2021】立花エレテック「頼れる技術商社を目指して」山口均 取締役専務執行役員

2021年1月27日

立花エレテック 山口均 取締役専務執行役員

 

2020年は米中貿易摩擦の影響が続く中、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化しており、主力のFAシステム事業、半導体デバイス事業が大きな影響を受けた。

FAシステム事業においては「人命の安全・安心」を最優先とした感染防止策を徹底しながら、お客様への商品の供給とサービス活動を継続するとともに、技術商社としてロボットやM2M技術を活用した工場の自動化、省人化ニーズへの対応や3Dプリンターによる新しいものづくり技術の蓄積など、将来につながる投資を積極的に実行した。特にM2Mビジネスは全産業の課題である『人手不足』『自動化』に大きく貢献できるビジネスであると確信している。粘り強く顧客に向き合った結果、少しずつだが実績がついてきているためM2Mビジネスの可能性に今後も注力していく。

また、自社の技術力に磨きをかけるため「CEATEC」「関西工場設備・備品展」などの展示会にも継続参加していく。当社のソリューションに触れていただくことで技術商社の認知を広げたい。

同時に、本社1階のショールームの規模を拡大し、「タチバナスマートラボラトリー(略称:TC Smart Lab)」として運用を開始した。スマート工場化、既存施設の自動化、省人化、見える化ニーズに応える最新のIoT/M2M機器、産業用ロボット、人協働ロボット、スマートグラス、3Dプリンターを配置している。

中でも3Dプリンターは、金属プリンターも設置が完了し、3D CAD図面作成から実物造形まで一挙にできる環境を整えた。お客様が抱える課題の解決に役立つ、具体的な技術提案の場として活用していく。さらに、検証の場であるラボルームでは、導入前のお客様のサンプルワークをはじめとする様々な検証作業ができる環境が整った。21年3月期は厳しい環境ではあるが、やるべきことをやり価値ある実績を残したい。