【2021年年頭所感】日本配線資材工業会「ピンチをチャンスに変革」松本年生 会長

日本配線資材工業会 松本年生 会長

 

新年明けましておめでとうございます。関係団体ならびに会員の皆さまには日頃より当工業会の事業に多大なるご尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。

昨年は、新型コロナウイルス感染拡大により振り回された1年で、後世の歴史に残るほどの大きな転換の年であったような気がします。3密防止、マスク・手洗いの実践、移動の制約など、従来の生活の形を大きく変えてしまいました。また、ソーシャルディスタンスの確保に向けて、リモートワークやWEB会議システムなどが一気に広まり、各企業の取り組みも大きな変化を見せています。

現在、新型コロナの収束に向けて再度の緊急事態宣言が発令されておりますが、1日も早くこうした制約された生活が終息し、社会経済活動が以前の状況に戻ることを願うばかりです。

こうした中、当会も残念ながら令和3年度第13回定時社員総会、および新年賀詞交歓会の開催中止を余儀なくされるなど、各種活動が制約された状況が続いております。新型コロナウイルスの影響を受けて企業業績は低迷しているところが増えており、配線資材業界も業種、地域により違いはありますが厳しい状況になっています。

この難局を乗り切るために、会員企業の底力を発揮して自社の強みを生かし、新分野への進出や新規事業の展開といった攻めの姿勢に転じコロナ禍の閉塞感から脱却して、ピンチをチャンスに変えてなすべき改革を断行して企業競争力を高めることが必要になってくると思います。

当会もさらなる組織力の強化に向けて、会員数の増強を図りながら、会員企業のより良い情報交流の場を築き、配線資材業界のさらなる発展に貢献できる組織としての役割を達成していきたいと考えています。

今年は、延期された東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。新型コロナの収束に全力をあげて取り組むことで、安心・安全に開催され、日本中を感動で盛り上げ元気な姿にしてくれることを期待しています。同時に、ウィズコロナに対応したニューノーマルの時代を築くスタートの年と位置づけて臨みたいと思います。

最後になりましたが、引き続きのご支援とご協力をお願い申し上げますとともに、皆さま方のご発展とより一層のご活躍を祈念いたします。

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