工場新設・増設情報 7月第2週 ロボコム・アンド・エフエイコム、新東工業、東芝エネルギーシステムズ、クラレ

2020年7月8日

【国内】

▶︎ロボコム・アンド・エフエイコム
福島県南相馬市に整備中の「市復興工業団地」への工場着工にあたり、地鎮祭を6月17日に執り行った。敷地内には社宅も併設し、24時間稼働を可能にする最新設備を備え、省人化・再エネルギー活用のモデルとなる工場として整備を進めていく。

新拠点は、大型精密部品加工事業、ロボットパッケージの販売事業、3Dプリンター事業、国内・海外エンジニア教育事業の4つのサービスを事業の柱として運営するとしている。

敷地面積は約3万6267平方メートル、延床面積は、加工工場が約3093平方メートル(2階建て)、組立工場が約553平方メートル(平屋)、事務所棟が約1715平方メートル(2階建て)、社宅棟が約1151平方メートル(2階建て)。工場の稼働開始は2021年4月を予定。

建物配置図

 

▶︎新東工業
電子・半導体向け、および医療分野向けの事業拡大を目的に、大治事業所内(愛知県海部郡)に建設した新工場の稼働を開始した。

新工場では、医薬品製造で活躍するアイソレーター等の生産能力増強の体制を確立し、精密部品の受託加工・検査ができるクリーンな環境を整備。今後、拡大する半導体や電子部品業界、医薬品業界への展開を加速させ、事業の拡大を図るとしている。

延床面積は約1万295平方メートル。

 

▶︎東芝エネルギーシステムズ
水素エネルギー事業の生産体制強化のため、現在、東芝 横浜事業所磯子地区(横浜市磯子区)にある水素エネルギー関連製品の生産ラインを、同社の浜川崎工場浮島地区(神奈川県川崎市)に移転する工事を開始した。

新ラインの生産能力は、将来的に現状の約10倍まで増強が可能となり、また、製造効率化を図ると共に、同地区に敷設のパイプラインから供給される水素を直接、製品検査や試験用として活用できるため、生産コストの低減にもつなげるとしている。

竣工は2020年秋を予定。

 

【海外】

▶︎クラレ
米国子会社のカルゴン・カーボン社が、活性炭の世界的な需要拡大に対応するため、米国ミシシッピ州パールリバー工場において生産設備を増設する。

活性炭は近年、水・大気の浄化など環境関連用途で広く使用されており、特に米国では水質汚染物質の除去など飲料水分野における需要が拡大している。今回の活性炭生産設備の増設によって、グローバルに安定した活性炭の供給体制を拡充するとともに、環境問題へのソリューションを提供していく。

稼働時期は2022年末を予定。

カルゴン・カーボン社 米国ミシシッピ州パールリバー工場