三菱電機 低圧三相モータ診断装置、異常を自動で検知、設備停止を未然に防止

2020年7月8日

三菱電機は、低圧三相モータの異常を故障前に自動で検知する三菱電機モータ診断装置「DiaPro Motor(ダイアプロモータ)」を開発した。

新製品は、モータ運転中の電流信号を解析することで、異常振動やミスアライメント(回転軸のずれ)などの機械系異常と、レヤショート(固定子巻線ターン間短絡)や回転子バー(ローターバー)の損傷などの電気系異常の両方を検知することが可能。モータ正常時の初期状態を学習する独自機能によって、異常兆候の検知を自動で実施する。異常時の判定に必要なモータ固有の情報を入力済みのため、導入時に容量やベアリング番号などの基本情報を設定するだけで、専門的なノウハウがない点検員も使用が可能。

クランプ式電流センサーを採用しており、既存設備の配線を変更せずに設置でき、振動センサーが不要のため、センサーの取り付けが困難な水中や高所などに設置されているモータも診断が可能となる。

また、工場内のネットワークに接続したゲートウェイ装置との無線接続で、工場内のパソコンやタブレット、スマートフォンから指定のURLへアクセスしてモータの状態監視が行える。

今後、市場投入に向けた検証試験を実施し、2020年度上期に販売を開始する予定。

「DiaPro Motor」サイズは154.5×105.6×62.2mm、質量は約600g