JEMA 19年産業用汎用電気機器 出荷額8078億円、2年連続前年比減

日本電機工業会(JEMA)は、産業用汎用電気機器の2019年度出荷実績を発表、出荷額合計は8078億円で前年比7.6%減となり、2年連続の前年比減少となった。

米中貿易摩擦の影響を受け、中国を中心にアジア設備投資の停滞が継続し、輸出を中心に18年度の高水準と比較すると低調な結果となった。

回転・駆動機器の出荷額は、2812億円(15.7%減)で2年連続の減少。三相誘導電動機(75kW以下)は、4年ぶりの減少となった。サーボモータ(アンプを含む)は、半導体やFPD(液晶、有機EL)製造装置向けの低調により、2年連続の減少。

配電・制御機器は、3556億円(4.6%減)で、2年連続の減少。標準変圧器(2000kVA以下)は、電力向け、電力以外の製造業・非製造業向けの減少が続き、5年連続減少。プログラマブルコントローラは、半導体やFPD製造装置向けの低調により、2年連続の減少となった。

産業用汎用電気機器の20年3月度出荷実績は、734億円(3.3%減)で、22カ月連続の前年同月比減少。

産業用汎用電気機器の出荷実績(出典:日本電機工業会)

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG