日本国際賞に2氏選定、「エレクトロニクス、情報、通信」と「生命科学」

国際科学技術財団(小宮山宏理事長)は、「2020年(第36回)Japan Prize(日本国際賞)」の受賞者として、「エレクトロニクス、情報、通信」分野でロバート・ギャラガー博士(米国)、「生命科学」分野でスバンテ・ペーボ博士(スウェーデン)を選んだ。

「エレクトロニクス、情報、通信」分野のギャラガー博士は「情報理論・符号理論に対する先駆的貢献」、「生命科学」分野のペーボ博士は「古代人ゲノム解読による古人類学への先駆的貢献」がそれぞれ受賞理由となっている。

中でも、ロバート・ギャラガー博士が提案したLDPC符号(低密度パリティ検査符号:Low-Density Parity-Check Codes)は、デジタルデータ通信を行う際には、外部から入るノイズなどの影響で生じる誤りを検出して訂正するための方法で、第5世代移動通信システム(5G)での採用をはじめ、高速大容量通信を支える技術として期待されている。

なお、4月15日に国立劇場で授賞式が行われ、賞状、賞牌及び賞金5000万円(各分野)が贈られる。

日本国際賞授賞のロバート・ギャラガー博士(左)とスバンテ・ペーボ博士

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