「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」10月29日~11月1日 幕張メッセ、包装の“今” “未来”が分かる

2019年10月30日

きっとみつかる、あなたの包程式
アジア最大級463社・団体出展

アジア最大級の“包む”にまつわる総合展「JAPAN PACK 2019(日本包装産業展)」(主催=日本包装機械工業会)が、10月29日(火)~11月1日(金)の4日間、幕張メッセ(2~8ホール、国際会議場)で開催されている。

製造加工、計量、充填、包装、印刷、検査梱包など、“包む”ことに関連する多種多様な企業、先進的な技術が一堂に会し、セミナー・イベントも70本以上実施される。

開場時間は10時~17時、入場料は3000円(Webでの事前登録、招待券持参者は無料)。※写真は前回の様子

 

1964年に第1回展が開催されてから32回目となる今回は、これまでの日本語名称「日本国際包装機械展」を「日本包装産業展」に改め、従来の強みであるハード面に加え、ソフト面も内包した総合展示会へと進化。会場も幕張メッセでの開催は初となる。

「きっとみつかる、あなたの包程式」をテーマに、2017年の前回実績を上回る463社・団体(2282小間)が出展し、約30%が新規出展、海外も中国や台湾などを中心に多数出展している。

最も出展が多いのは「包装機械および荷造機械」、次に「包装資材」「包装用ロボット/包装関連機器/検査機・検出機」と続き、「包装材料加工機械」「コンポーネント/環境関連機器/流通関連機器・サービス」「食品加工機械/関連機器」など計9分類となっている。

 

同展は、ユーザー業界が抱える課題を包装産業から解決へと導く“包程式”として、5つのカテゴリーを提案。

①社会構造の変化(人口減少と少子高齢化、単身・介護世帯の増加、ネットショッピングの拡大)②生産性の向上(労働力不足、不可価値の創出、IoT/AI化)③環境問題(3R、省エネ/省資源/省包装廃棄、簡易包装)④食料問題(食品ロス、消費期限、食の安心安全)⑤海外市場への対応(日本製品の輸出、生産拠点の整備、企業連携の促進)。

これらの課題に対し、人手不足に対応する自動化やライン化を図ったもの、コスト削減のための小型化や省スペース化を図ったもの、サステナブル社会に貢献する省エネ・省資源化・脱プラ化を図ったもの、食品の安全・安心の追求を図ったものなど、多種多様なユーザー課題やニーズに対応する製品・技術を展示。

最先端の技術や新製品、オリジナリティに富んだコンセプトなどをアピールし、ユーザー業界に対して“あなたの包程式”を届ける展示会となっている。

 

基調講演・セミナーも多数

併催企画として、包装関連業界の“いま”と“これから”がわかる講演・セミナーを随時開催。IoTや食の安全安心、SDGs、人手不足対策など多岐にわたる内容で、基調・特別講演会をはじめ、専門セミナーや主催者企画セミナー、出展者によるプレゼンテーションセミナーなどを実施。

30日は、経済産業省による基調講演「ロボットを取り巻く環境変化と今後の施策の方向性」、東京大学による特別講演「今、生分解性バイオマスプラスチックに求められること!」、花王による専門セミナー「花王の包装容器への取り組み」など。

31日は医薬品医療機器総合機構による特別講演や、医薬品専門セミナー、軟包装衛生協議会による「食の安心・安全と軟包装」など各種専門セミナー、人材育成に関するパネルディスカッションなどを実施。11月1日は、三菱電機による「三菱電機のAI、MaisartとFA事業への適用事例の紹介」、CKDによる「製造業におけるIoT事情」などの主催者企画を実施。

29日に表彰式が行われた「JAPAN PACK AWARD2019」は、出展各社の最新の技術研究・開発の成果を、新規性や独創性、安全・衛生性などの観点から審査。受賞製品は発表会やパネル展示が実施され、受賞企業ブースでの実演が行われる。

 

また、期間中は新しく開催されるイベントも多数用意されている。

「ライン展示コーナー/IoTパネル展示コーナー」は、“食品製造ラインの全てを見せます”をテーマに6ホールで実施。一例として「どら焼き製造ライン」を会場内に設置し、計量から全自動どら焼機による「どら焼き作り」、検査、ピロー包装機による個包装、印字、製函、上包み、パレット積み、梱包、人協調ロボットによるどら焼き渡しと、一連の流れを実機やパネル展示で紹介する。

IoTパネル展示は、包装関連業界ならではの活用方法提案を「包装産業界の課題を解決に導くIoT提案」と題して展開する。

「CLOMA展示コーナー」は、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて設立された「CLOMA(クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス)」と連携した展示コーナー。CLOMA会員より17社・団体が参画し、CLOMAの普及・啓発および出展各社が環境への貢献につながる包装関連技術を展示する。

「JPC受賞製品展示コーナー」は、日本印刷産業連合会と連携し、市場で販売されているコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装展「2019JPC」の受賞製品(全39点)の展示を実施。

このほか、包装に関わる専門家がコーディネーターとなり同展の見どころをまわる「会場巡回ツアー」の実施や、包装に関する相談窓口や包装サンプルコーナー、書籍販売などを行う「包装相談ビレッジ」も設置される。