JECA FAIR 2019「第58回製品コンクール」ワゴジャパンに栄誉

2019年7月10日

東京都立産業技術研究センター理事長賞
省工数・省メンテで高評価

「JECA FAIR 2019(第67回電設工業展)」(主催=日本電設工業協会)で実施された「第58回製品コンクール」で、ワゴジャパンの「POWER CAGE CLAMP(パワーケージクランプ)大電流端子台」が、東京都立産業技術研究センター理事長賞の栄誉に輝いた。

東京都立産業技術研究センター理事長賞を受賞したワゴジャパン原田秀人代表取締役社長(左)

5月22日~24日まで東京ビッグサイトで開催されたJECA FAIR2019には、過去2番目に多い241社が出展し、小間数が過去最大の754小間の規模で盛大に行われ、10万4638人の来場者があり終了した。

電気設備に関連する資機材の進歩改良を促進し、電気設備技術の向上と電気保安の一層の確保を図ることを目的に、同展恒例企画として実施されている製品コンクールには、過去最大の63社がエントリーし、各社が製品・技術を競ったが、3回の審査を経た結果、13社の製品が選ばれた。

製品コンクール入賞会社

今回の製品コンクールには、防災・減災、施工の省力化・効率化、生産性向上などにつながる製品の参加が目立ったが、審査では着想、活用度、社会的貢献度、省スペース、安全性、環境性能などを総合的な視点から行われた。

また、7月3日には東京・飯田橋のホテルグランドパレス表彰式も行われ、各受賞者に表彰状と記念のトロフィが授与された。

 

人手不足解消にも貢献

ワゴジャパンが受賞した「POWER CAGE CLAMP 大電流端子台」は、配電盤の太線接続の結線作業時間を大幅に短縮するとともに、施工後の振動や衝撃、温度変化などに対しても配線が緩むことがないのが大きな特徴。このため、年次点検時の増し締め作業が不要になり、いま各方面で課題になっている人手不足対策にも大きく貢献する製品として期待されている。

POWER CAGE CLAMP 大電流端子台は、圧着端子を使用せず太線を結線できるスプリング式端子台であるが、電線をむき出せば圧着端子不要でダイレクト結線できることで、大幅な省力化につながる。工具もマイナスドライバや六角レンチで作業でき、太線の電線端処理に必要な端子圧着用の電動/油圧工具なども不要となるため作業性に優れトータルコストを削減できる。

POWER CAGE CLAMP 大電流端子台

また、スクリューレスなので結線後もゆるむ事がなく、通電による温度変化による電線の膨張・収縮にもスプリングが常に安定したクランプ力を維持する。振動や衝撃にも強く増し締めなどのメンテナンスも不要であり、年次点検作業も省力化できる。むき出した電線をダイレクト結線するため圧着による不具合は起こらない。

国内の配電盤で多く使用される38、60、100、200サイズのCV、CVTケーブルの接続も可能な4機種をラインアップしており、国土交通省の電気設備工事管理指針の規格にも適合している。

さらに、端子部が露出していない感電保護構造により、国際規格にも適合した安全性確保にもつながる。

 

設立30周年へ弾み

ワゴ社はドイツに本社を置き、世界で約7500人の社員が従事する端子台・コネクタ、エレクトロニクス、オートメーション機器の総合大手メーカー。日本法人1990年設立で、2020年に30周年を迎える。

ワゴジャパンの原田秀人社長は「建設関連での人手不足が深刻になる中で、スプリング式を採用した端子台は配線作業の省力化と省メンテナンスに大きく貢献する。これを機にスプリング式端子台の採用が加速し、市場が拡大してくれることを期待したい」と受賞の喜びを語っている。