富士電機 システム二重化したコントローラ、インフラ設備の安定稼働を実現

監視・制御点数を拡大

富士電機は、インフラ設備の安定稼働を実現するコントローラ「MICREX-SX SPH5000H」を発売した。

公共事業を支えるインフラ設備は24時間連続稼働が求められるため、高い信頼性を備えた監視制御システムが必要となるが、事業運営の広域化によってシステムの大規模化や複雑化が進んでいる。

新製品は、ネットワークの障害発生時にもシステムを継続稼働でき、データ処理能力や監視・制御点数を大幅拡大したコントローラ。機器やネットワークなどを2系統にし、1系統に不具合が生じた場合でも残りの1系統で稼働できるようになっている。

従来品はPLC搭載のCPUのみ二重化に対応していたが、新製品は、管理者が操作する上位システムとCPUをつなぐ制御ネットワーク、CPUと入出力ユニットをつなぐI/Oネットワークも二重化とループ化をしており、信頼性をさらに向上させている。

 

また、プログラムを読み込み実行するMPUの性能を高め、高速ネットワークを用いることで、データの演算処理能力と伝達速度が向上。従来は256kステップだったプログラム容量が512kステップに拡張し、複雑なプログラミングへの対応を可能にしている。

さらに入出力メモリの拡大によって、機器の監視・制御点数を増やし、システムの大規模化や複雑化に対応する。

データメモリは2048kワード、入出力メモリは4096ワード(6万5536点)。

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG