フルーク・ネットワークス、ヒロセ電機、ハーティングが専用アダプタリリース。迅速な配線認証試験実現

米国フルーク・ネットワークス、ヒロセ電機、ドイツのハーティングテクノロジーグループは、ネットワーク配線認証試験ツール「DSX CableAnalyzer」シリーズ用のix Industrialコネクタ専用アダプタを5月16日から発売した。

ix Industrialは、2016年にヒロセ電機とハーティングが共同開発したIEC規格のイーサネット対応小型インターフェースコネクタ。

新製品のDSXシリーズ専用アダプタを使用することで、ix Industrialを採用した配線システムの立ち上げ前や配線変更時の試験、また問題発生時の自動診断機能によって迅速なトラブルシューティングが可能となり、立ち上げ時間の短縮や配線に起因するダウンタイムを防ぐことができる。

 

フルーク・ネットワークスの副社長兼ゼネラルマネジャーのウォルター・ホック氏は「産業用イーサネットの不具合の過半数は配線に原因がある」とし、「DSXシリーズを使用することで、ix Industrialを実装したケーブルが過酷な産業用イーサネット・ノイズ環境に適しているかを確認でき、機器立ち上げ前の迅速な認証試験が可能となり、障害発生時には自動診断機能で素早く問題が解決できる」と述べている。

新製品は、フルーク・ネットワークスが製造し、ヒロセ電機またはハーティング、および両社の販売代理店から購入が可能。

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