フォトロン 100万画素で1万2800fps、軽量小型の高速度カメラ

フォトロン(東京都千代田区)は、ハイエンド性能でコンパクトサイズの高速度カメラ「FASTCAM Novaシリーズ」3種類を、11月19日から発売した。

最先端の研究開発分野では、高速度カメラに要求される解像度と撮影速度が年々向上しているが、ハイエンド機種は筐体が大きく重いというのが一般的で、機材の設置場所が限られたり、セッティングが困難、また、データ転送に時間がかかるという課題を抱えている。

「FASTCAM Nova S12」は、新アーキテクチャの採用により、100万画素で毎秒1万2800コマ、最高で毎秒100万コマの撮影が可能。同等サイズの従来品と比べてフルフレームレートは6倍以上、最高撮影速度は8倍以上に向上した。

片手で持ち運べる筐体は、120×120×217.2ミリで、3.3キロと軽量小型。最大30Gの耐衝撃性能をもつ。

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