日東工業 北川工業にTOB実行、取得額281億円 EMC、海外展開強化

日東工業は、北川工業(愛知県稲沢市、北川清登社長)を12月26日までTOB(株式の公開買い付け)を行い買収する。1株当たり3943円で買い付け、最終的な取得金額は281億円と、日東工業にとっては過去最大の買収となる。北川工業も賛同を表明している。

北川工業は1963年設立で、名証第2部上場。2018年3月期の売上高は112億6000万円、営業利益10億2600万円。エレクトロニクス機器の電磁波環境コンポーネントなどを中心に生産・販売を行い、EMC(電磁両立性)技術に強みを有する。

日東工業は、配電盤関連の筐体や遮断器・開閉機器の製造販売をはじめ、情報通信関連や電気設備工事・サービス事業などを展開。17年~21年までの4カ年の中期経営計画では、「挑戦、次世代のビジネスモデルへ」を掲げ、「電気と情報を明日へつなげる価値創造企業グループ」を目指したM&Aの活用など、積極的な事業拡大を進めている。

今回の北川工業の買収で、これらの製品に電磁的ノイズ対策や精密成型技術など活用でき、一層の品質向上とコストダウンが図れる。

また、北川工業はアジアでの地産地消型の生産販売体制を整備し、海外販売比率が約40%と高いことから、この海外販売ノウハウを活用した展開も見込んでいる。

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