河村電器産業 壁内埋め込みタイプ感震リレー、デザイン性・操作性アップ

河村電器産業(愛知県瀬戸市)は、デザイン性、操作性を向上させた壁内埋め込みタイプの樹脂プレート付感震リレー「KCB-1」を発売した。標準価格は1万8400円。

新製品は、既設のホーム分電盤に接続し、感震ブレーカー機能を追加するタイプで、単体での遮断機能はない。また、接続するホーム分電盤の主幹ブレーカーには、漏電ブレーカーが設置されている必要がある。

壁内に埋め込むため、見栄えがよく、露出部はシンプルなデザインで、どんな部屋でもマッチする。

スイッチの位置が低いため、子供や高齢者でも操作が簡単に行える。地震を感知すると音と光で知らせる。

その他、感震リレーの特徴として、①地震発生直後の電気機器の転倒などによる火災を防止 ②復電時の通電火災を防止 ③遮断までの時間を設定でき、夜間避難時の照明の確保や、火元となる恐れのある電気機器への対策が行える ④感知する震度を設定できる ⑤同社独自の「EQDアルゴリズム」により、生活振動で作動しない、などとなっている。

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