横河電機など 強化学習技術を開発、プラント最適化に活用

横河電機と奈良先端科学技術大学院大学は、プラントの自動最適化運転に活用できる強化学習技術を共同開発した。

今回、奈良先端科学技術大学院大学の強化学習技術を、制御システムを提供する横河電機のプラント操業に関する知識とノウハウにより発展させ、新しいアルゴリズムの開発に成功。従来の強化学習アルゴリズムは膨大な探索処理を必要とするが、新開発技術は学習回数を大幅に抑えることができ、高い実用性を実現。

酢酸ビニル製造プラントの蒸留プロセスの例では、新しいアルゴリズムによって、操作が相互に影響する4つのバルブを同時制御することで、現在の制御システムや人による操作をはるかに超えた最適操業が実現できることをプラントシミュレータ上で確認した。

今後は、実プラントでPoCを実施し、実用化へ向けていく。

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