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セイコーエプソン 長野にライン新設、25年度 生産能力3.5倍へ

自律型双腕ロボットなど生産

セイコーエプソンは、豊科事業所(⻑野県安曇野市)に、⾃律型双腕ロボットなどの製造を⾏う⽣産ラインを新たに設置、9⽉より稼働を開始する。同社の⻑期ビジョン「Epson 25」におけるロボティクスソリューションズ事業の計画の⼀環としている。

新⽣産ラインは、⾃律型双腕ロボットなどの⽣産とともに、組⽴効率化技術開発や⼈材育成の役⽬も担う予定。研究開発を進め、⽣産技術などを進化させながら、2025年度には産業ロボットの⽣産能⼒を現在の3.5倍に向上させる計画だ。

今回の⽣産ラインの整備により、⾼難度要素開発から設計・量産技術の確⽴、製造までのサイクルを効率よく回し、新製品⽴ち上げ期間の短縮と組⽴効率化技術のさらなる強化を推進していく。

新生産ラインの延床面積は3522平方メートル。