⽇本航空電⼦⼯業、⾞載情報通信機器向け⾼速伝送⽤HSD互換コネクタ「MX65シリーズ」開発

2018年5月23日

⽇本航空電⼦⼯業は、⾞載情報通信機器間の⾼速伝送⽤に欧州標準のHSD互換コネクタ「MX65シリーズ」を開発致しました。

概要

⾃動⾞においては、昨今、情報通信機器の⾼機能化、⾼性能化が進展しておりますが、今後、ADAS、⾃動運転、コネクテッドカーをキーワードに、カメラ、センサーをはじめ、さらに⾼性能化が進み、搭載量も⼤幅に増加していくと考えられています。こうした進歩は情報通信量の⼤容量化をもたらしており、⼤容量情報の処理に⾼速伝送が必須となっております。

このような背景の中、当社は、欧州で⾼速伝送⽤として標準的に使⽤され、普及しているHSDコネクタと互換性を持つ「MX65シリーズ」を開発いたしました。HSDコネクタは欧州のみならず、同コネクタを搭載する⾞載製品やモジュールが展開される市場、特に中国などでも需要が拡⼤することが⾒込まれております。

本製品は、ロック部のバネ構造を両持ちバネとすることで、ロックの確実性を⾼め、また、ロック部の変形発⽣を低減するなど、より⾼い信頼性を実現しているほか、コネクタの端⾯(エッジ部)を曲⾯形状とするなど、組み⽴て作業者に配慮した設計となっております。

また、ピン側中継コネクタは、ケーブルハーネスをボディ等へ固定するためのクリップの取り付けが可能な構造となっております。

今後も、世界的に普及している、欧州標準品の製品バリエーションの拡充を更に図ってまいります。

なお、当製品は5⽉23⽇からパシフィコ横浜において開催される「⼈とくるまのテクノロジー展」に出品いたします。
※本製品はケーブルハーネスとしてのみ販売させて頂くもので、コネクタ単品ではご提供しておりません。

特長

・⾞載⽤LVDS、USB2.0等の各種差動信号に対応可能
・STQケーブルに対応
・差動信号2チャンネル、もしくは差動信号1チャンネル+電源線2本に対応
・ソケット側コネクタのロックは、ハウジングと⼀体で両持ちバネ構造とし、ケーブル噛み込みやロック変形の発⽣を低減(2連タイプ12.7mmピッチは適⽤外)
・ピン側中継タイプコネクタは、ボディ等へ固定するためのクリップを取り付け可能
・コネクタの端⾯(エッジ部)は曲⾯形状とし、操作時の作業者へ配慮
・⾞への取り付け・配索時に⼩径⽳を通過させるために、外部ハウジングは取り付け後の組み込みが可能(但し、ソケット側は外部導体の接触バネ部取り扱いは注意が必要。また防⽔タイプは適⽤外)
・信号4芯(STQケーブル)+ディスクリートケーブル2本の複合タイプもラインナップ化

適⽤市場

⾞載⽤の各種情報通信機器、特に⾼速伝送を必要とする機器間配線

参考:⽇本航空電⼦⼯業「車載情報通信機器向け高速伝送用HSD互換コネクタ『MX65シリーズ』を開発