【流通各社トップが語る2018】中央無線電機「効率営業へ情報を共有化」

代表取締役社長 曳地夏夫

半導体をはじめとした製造業全般の活況を反映して、生産ラインの制御、検査関連での制御機器需要が好調なことから当社の業績も堅調で、2018年4月期の売り上げは前年並みで推移している。

17年1月の本社移転を機に、物流機能を分離しアウトソーシング化したことで、この1年間は営業に専念した活動を行ってきた。社内もそうした雰囲気が徐々に浸透し、営業への意欲が高まりつつある。

従来から「あらゆる企業間の電子・電気及び、機械関連分野のコーディネータになる」という方針を掲げ、お客様の困りごとを解決するという姿勢を堅持して取り組めば、販売の糸口は広がってくるとして活動してきているが、現在の部品中心のモノ売りから、コト売りとして、お客様の心配事のソリューション提案重視の流れの中で、現在の営業に専念できる体制が築けたことは、非常にタイミングが良かったと感じている。

現在社内に、業界特化型営業支援システムを導入して社内の顧客情報を共有することで、顧客ごとのアプローチから結果までの動きを全社員が可視化しながら活動することで、効率的、かつ成果に繋がり易い展開になってきている。

また、パナソニックのSE制度に対応し、PLC、モータ、画像検査で3人の有資格社員を配置しているが、メーカーと一体となったコト売りによる顧客開拓推進の点から効果を発揮している。

同時に、営業拠点ごとの人員も増やしていきたい。

いま働き方改革への取り組みが求められているが、若手社員と年輩社員の連携や、やる気のある社員の育成などが課題と感じており、当社に魅力を感じ、働いてみたい、働き続けたいという会社にしていくためにはどうしたらいいかも、責務として今後考えていく。

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