ヤマハ発動機「総合力で自動化を提案」太田 裕之 IM事業部長

2016年はロボット事業が堅調に成長した。特に「中国製造2025」を背景に中国での自動化ニーズが高かった。製品別では全体が伸びている中で、特にスカラー型ロボットが貢献した。リニアコンベアモジュールの新提案も受け入れられたと感じている。12月には複数のロボット製品を統合制御できる自動化システム「Advanced Robotics Automation Platform」を発表、1台のコントローラで単軸ロボットから多関節ロボット、リニアコンベアモジュールまで全て簡単に協調させることができる。また、個々の製品もリニューアルを行っている。精度・速度といった性能面はもちろん、バリエーションの充実とともに現場でメリットが出る工夫をしており、製造、流通、組み立て、メンテナンス、各状況・各関連担当者にとってメリットがある。統合制御のコンセプトは拡張性も高いためすでに高い評価をいただき、今年は売り上げに貢献するものと期待している。

17年1月には浜松市内に産業用ロボット、表面実装機などを製造する新工場を竣工する。製造力向上と同時に拠点で分散していた事業部が一体となることで、製販技が一体となり、機動性も向上する。見せられる工場として、実装機を含め最新技術を投入していく。表面実装機事業に関しても、15年に統合した旧日立ハイテクグループの実装機事業と融合が進み、高速領域を含めたラインアップが充実してきた。継続して拡販を進めていく。

当社は単軸ロボットから多関節ロボットまで幅広いラインアップをそろえている。その強みを生かし、装置全体を俯瞰して営業が提案できていると感じている。今後も製品力、提案力を生かし総合的なソリューション提案を徹底し、顧客の要求に応えていきたい。

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